8月といえばお祭り。我が飯島町にもお盆にお祭りがありその名も「りんりん祭り」!!!

風鈴を展示して風を感じながら飲んだり食べたり遊んだり踊ったり歌を聴いたりするお祭りです。2023年には風鈴を10,000個展示して最多展示数としてギネス世界記録に認定されたお祭りです。私はお祭りの実行委員をさせてもらっており開催の半年前くらいから準備を始め、当日も運営スタッフとして楽しみました。
人口減少、閉店する店、空き地の増加など寂しくなる状況ですが、少しでも町が元気に賑やかになればと願いながら参加しています。

 

高校を卒業して早22年。卒業以来一度も訪れることのなかった母校に行く機会がありました。2023年の年末から関わらせていただいているのが、伊那新校施設整備事業です。2つの高校が統合することになり、そのうちの一校が私の母校になります。現在その設計を暮らしと建築社さんとみかんぐみさんのJVで進められており、お声掛けいただき解体工事の設計の協力をさせていただいております。

母校の設計に関われることは設計者冥利に尽きます。調査に何度か母校を訪れましたが、校舎も大きくは変わっておらず懐かしい思い出が蘇りました。それに偶然当時の担任の先生に会えたり、他クラスの副担任が校長先生になっていたり、同期が教師をしていたりで嬉しい反面、年月というものを感じました。
設計は基本設計、実施設計と進め今年の3月末に県の検査のため長野県庁へ。こちらも小4の社会見学以来に訪れたのではと記憶しています。
もう少しで設計は完了となり、秋頃から工事が始まります。

 

最後は住宅です。
最近はコロナという言葉を耳にすることがかなり減りましたが、コロナが流行り始めた頃から設計をスタートした伊那市の住宅がようやく昨年末に竣工を迎えることができました。

ウッドショックによる木材の価格高騰で設計を一時中断し様子を見たものの、戦争が始まり価格は下がらず、そして経験したことがない物価上昇となかなか大変な道のりでした。実施設計を完了させ見積りを取ったら予想を超える予算オーバーで面積を減らさざるを得ず、基本設計からやり直したりしていたら土地探し含め竣工まで4年以上が経過していました。
お施主さんとはその都度相談しながら進めてきましたが、長期間お付き合いいただき感謝しています。当初よりコンパクトな住宅にはなりましたが、面積以上に広さを感じることができるように工夫し、むしろ移動したり、掃除するには楽になりました。

 

という様子でここ1年は活動はしておりましたが、今後はもう少しマメに近況をお伝えできるように更新していきたいと思います。