本年もよろしくお願いいたします!
昨年末から設計が始まりました、飯島の家の現地調査をしました。今回は基本設計(部屋の配置や仕様などを決める)がまとまってきたので計画通り進めることができそうか、またこれから始まる実施設計(施工をするための詳細図面の作成)を進めるのに細かい検討するための情報を得ることが目的でした。今回は改修となるので現状をしっかり把握しておくことが着工してからのロスを減らすことになります。(たいてい解体してみたら「あれまっ」ってことが多々あるので内心ドキドキしながら平常心を保っている風に見せるよう努めています笑)
まずは外壁の中。
今回の建物は鉄骨造ですが一面のみ木下地の壁になっています。石膏ボードを剥がさせてもらいましてどのように施工してあるか、現状問題は起きていないかなど当時の図面だけでは不明な点を確認しました。
続いて天井裏。
2階の給排水の配管があります。おおよそ今計画している各部屋の天井高さは確保できそうです。一部天井と干渉しそうなので実施設計に反映していこうと思います。
別の天井裏。
おや、明らかに何かありますねぇ、、しかもここは新しい天井が完全に当たります。着工してから判明していたら、ドキドキしてしまいそうです。
お施主さまに聞いたら掘りごたつじゃないかとのこと。今は使っていないようなので撤去する方向で進めたいと思います。
今回はコスト上、3/4の外壁は改修しないため、室内で発生した湿気をどのように結露させないで逃がそうかなどの課題もありますが、完成したら見えなくなってしまうところをしっかり考えておくことでより長く快適に暮らせる家になると信じて地道に進めていきます。